エイユースイート（2020年生、母スイートマトルーフ）

Eiyu Sweet

2020.02.16

エイユースイート（2020年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+甘い」。毛色は青鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時10歳）と交配したスイートマトルーフが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C3一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、笹部和子によって792万円で落札された。

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月10日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

12月28日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

3歳（2023年）

7月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

10月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた7戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、サンゴ賞（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

4歳（2024年）

2月20日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったラブカヒルーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C3（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた11戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグラスヴィガーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。