コスモベツァーリ（2011年生、母メジロベツァーリ）

コスモベツァーリ（2011年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のコンデュイット（当時6歳）と交配したメジロベツァーリが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方36戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の一般C13 16。

経歴

デビュー前

1歳のとき、戸川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって367.5万円で落札された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月24日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したタカラジャンヌに3/4馬身届かず2着となった。

10月13日、中3週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

12月23日、中6週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。

3歳（2014年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

5月31日、中6週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

7月8日、中4週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加賀大聖寺灯ろう流し特別3（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた9戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登舳倉島賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた11戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月16日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月31日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2八九（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

12月18日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2015年）

1月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2十十一（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた17戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月17日、中1週で迎えた19戦目は、盆梅賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月11日、連闘で迎えた21戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた22戦目は、笠松競馬をBAOOで買おー賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた23戦目は、養老桜賞（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた24戦目は、青葉特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた25戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、深津英人とあいかわらずなボクら（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた26戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、屋形船特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた27戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

5月29日、中0週で迎えた28戦目は、板取川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

6月18日、中2週で迎えた29戦目は、蘇水峡特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた30戦目は、藤田玄己騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた31戦目は、焼岳特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた33戦目は、さるすべり特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したユーセイアスリータに半馬身届かず2着となった。

8月14日、中1週で迎えた34戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、円葵ちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた35戦目は、一般C13 16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は湯前良人騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユキノサンブライトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月18日、中1週で迎えた36戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、萩特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月14日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた38戦目は、吉井きゅんきゅん!!応援記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた39戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた40戦目は、遥馬記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた41戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた42戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、小林菜央すくすく育ってね記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

5歳（2016年）

1月8日、連闘で迎えた43戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（13戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。