カシマバロン（1993年生、母テスコユーミン）

Kashima Baron

1993.04.29

カシマバロン（1993年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアスワン（当時14歳）と交配したテスコユーミンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）只野牧場。戦績は、中央平地14戦0勝。

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

11月4日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

3歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた5戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた6戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた7戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた8戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた9戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた11戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。17頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた13戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。