タイセイシップ（2021年生、母Flying Vision）

経歴

デビュー前

当歳のとき、新冠橋本牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、田中成奉によって3,630万円で落札された。

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月20日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月25日、中4週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月10日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた4戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のボンジーアに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアツキヤマトに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、プリティキッスに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

10月15日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のアツキヤマトを半馬身振り切って制した。

12月11日、中6週で迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカンパネッロ賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

4歳（2025年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、鏡餅賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、アリアンロッド賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったハクシュに詰め切れず、6馬身差の2着となった。