オンワードアセント（1998年生、母オンワードウッド）

オンワードアセント（1998年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオジジアン（当時15歳）と交配したオンワードウッドが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月27日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

4月29日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ツルマルムスメにアタマ差交わされて2着となった。

5月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のベルナデッタに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

6月10日、中2週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

7月11日、中3週で迎えた5戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ドウベー特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のハートカクテルに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月5日、中3週で迎えた6戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。