ワンネス（2016年生、母ダンシングロイヤル）

ワンネス（2016年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「一つであること、唯一」。毛色は鹿毛。種牡馬のストロングリターン（当時10歳）と交配したダンシングロイヤルが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村上欽哉牧場。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

8月19日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

10月28日、中9週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

12月16日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

3歳（2019年）

2月16日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、5着を確保した。

2月23日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のゴールデンチョイスに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月27日、中8週で迎えた6戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

6月23日、中7週で迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。