ウフフトルンナ（2021年生、母イサチルルンナ）

ウフフトルンナ（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「笑い声+母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のTalismanic（当時8歳）と交配したイサチルルンナが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はカロッテファーム。主な勝ち鞍は2024年の名古屋チャレンジカップオレンジ賞。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月26日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3歳（2024年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップオレンジ賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンジュカリユシに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月14日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4歳（2025年）

1月19日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（4戦0勝）。17頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

6月5日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラスの青島特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

8月9日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2 25（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジュエリーオブラヴに約18馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

デビュー前

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

9月4日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、UMATENA賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番ゲートからスタート。出走取消となった。

9月14日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2 17（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマニーシーンに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、UMATENA賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンダズルに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月1日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアウストラリスに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。