イビサアイランド（2007年生、母ラストリゾート）

イビサアイランド（2007年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「イビサ島。地中海のスペイン領のリゾート地。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時9歳）と交配したラストリゾートが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、地方17戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

三坂盛雄厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2010年）

6月4日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャイニークロスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月28日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイチイチイに1馬身3/4の差をつけてファンの支持に応えた。

8月29日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

9月14日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のバトルアツヒメに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月9日、中3週で迎えた6戦目は、紅葉特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月10日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、オリオン座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月29日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた9戦目は、しながわ水族館☆ペンギン賞（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、アドマイヤマスターにハナ差交わされて2着となった。

4歳（2011年）

1月31日、中4週で迎えた10戦目は、睦月特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（9戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（10戦3勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

6月9日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、かんむり座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で森泰斗騎手（11戦3勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた13戦目は、門別グランシャリオ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で森泰斗騎手（12戦3勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で森泰斗騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦し、3着を確保した。

9月14日、中8週で迎えた15戦目は、花野特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で森泰斗騎手（14戦3勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、冬霞特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で森泰斗騎手（15戦3勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月27日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。