アラシジョー（1998年生、母ユキノランジョウ）
Arashi Joe
1998.05.24
アラシジョー（1998年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時9歳）と交配したユキノランジョウが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）セントラル・スタッド。戦績は、中央平地26戦0勝2着1回、中央障害3戦0勝、地方14戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の創成川特別(一般B1-1)。
経歴
デビュー前
和田正道厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2001年）
3月3日、デビュー戦は野崎孝仁騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中京ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
4月16日、中5週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた2戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパンジー賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。
4月24日、連闘で迎えた3戦目は、3歳戦のエイプリルフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
5月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
6月24日、中6週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた6戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
7月18日、中0週で迎えた7戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリートニービンからクビ差の2着となった。
9月1日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた9戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のペテルギウス特別（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた10戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のセプテンバーシリーズ第5戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月21日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。
12月2日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したガリョウテンセイにクビ差届かず2着となった。
12月9日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。
4歳（2002年）
2月7日、中8週で迎えた14戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイルオーから2馬身半差の2着に敗北した。
2月21日、中1週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のレディーソウルに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
3月19日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノオブザマターに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。
4月2日、中1週で迎えた17戦目は、丹波柏原特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。
4月16日、中1週で迎えた18戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、美方町 おじろん特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。
6月22日、中9週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。
8月11日、中6週で迎えた20戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
8月24日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。
9月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
9月21日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
9月29日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。
11月23日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。
12月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた26戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
5歳（2003年）
1月26日、中4週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（6戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。
2月9日、中1週で迎えた29戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。
3月22日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。
5月28日、中9週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた31戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴオカイキングに1馬身半の差をつけて制した。
6月28日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
7月13日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。
7月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、アルビレオ特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアースクエイクをクビ差制して4勝目をマークした。
9月10日、中5週で迎えた35戦目は、ヒヤデス特別（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月9日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた36戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（9戦1勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
12月6日、中3週で迎えた37戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（10戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
6歳（2004年）
2月8日、中8週で迎えた38戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で穂苅寿彦騎手（11戦1勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。
2月21日、中1週で迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で穂苅寿彦騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。
3月20日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で穂苅寿彦騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
5月4日、中5週で迎えた41戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、創成川特別（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブールドネージュに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
8月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた42戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7歳（2005年）
1月15日、約5か月半の休養明けで迎えた43戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（14戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。