イースタンワールド（2018年生、母メイショウアサツユ）

Eastern World

2018.02.16

イースタンワールド（2018年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「東洋世界」。毛色は青鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時9歳）と交配したメイショウアサツユが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2020年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月22日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアルビージャに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

1月31日、中9週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのセントポーリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

4歳（2022年）

4月3日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

2022年5月1日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。