ブルーマエストロ（2022年生、母ローザフェリーチェ）

Blue Maestro

2022.04.07

ブルーマエストロ（2022年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「憂鬱な達人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したローザフェリーチェが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月25日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のインパクトシーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの山藤賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月21日、中9週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のトロピカルティーに1馬身1/4の差をつけて2勝目を挙げた。

9月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳以上2勝クラスの2005メモリアル ディープインパクトカップ（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたフレミングフープ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月23日、中9週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの花見小路特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったダノンフェアレディにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。