リノーンパーパス（2005年生、母ハッピーガーランド）

リノーンパーパス（2005年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「名声、有名（Ｒｅｎｏｗｎ）より造語＋目的」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時12歳）と交配したハッピーガーランドが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方30戦4勝2着9回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2-6ハ。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月16日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3歳（2008年）

1月12日、中3週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

7月27日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月9日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラボエームから1馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2-13イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドラッシュからハナ差の2着に甘んじた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、たすく&かよ記念杯（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月11日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた9戦目は、一般C2-14ロ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドラッシュに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーゼットに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

2月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーライムから半馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウィナーズディアに2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2-6ハ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーゼットに1馬身の差をつけて優勝

7月4日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般B7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般B6（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般B7ロ（福山ダート1130m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤本三郎騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般B6（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤本三郎騎手（10戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、一般B6（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤本三郎騎手（11戦3勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウジンハーバーから2馬身半差の2着となった。

9月21日、中2週で迎えた20戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、近畿・中国・四国連携スタージョッキー第2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般B6（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた22戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般B6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウチュラマから3/4馬身差の2着となった。

11月23日、中4週で迎えた23戦目は、尾道北高23会記念（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（13戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーラノツバサから1馬身半差の2着に敗北した。

12月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般B6（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスグループから4馬身差の2着となった。

12月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般B5（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラスグループから半馬身差の2着となった。

5歳（2010年）

1月17日、中4週で迎えた26戦目は、一般B5（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（16戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本三郎騎手（17戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2（福山ダート1130m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤本三郎騎手（18戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本三郎騎手（19戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた30戦目は、スイグン里帰り記念（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（20戦3勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（21戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクディグニティから2馬身半差の2着となった。

5月30日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（22戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。