タイポップ（2000年生、母タイヒロイン）

タイポップ（2000年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋流行している」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時11歳）と交配したタイヒロインが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

3月16日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた4戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月18日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

7月19日、中2週で迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったプルミエールマルクにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

9月27日、中6週で迎えた10戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

12月7日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、品田真樹騎手を鞍上に迎えて、太郎山特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた12戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズカップ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2004年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、せんりょう特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた14戦目は、こいぬ座特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた15戦目は、沈丁花特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。