カネトシアンカー（2021年生、母トップオブザヘヴン）

Kanetoshi Anchor

2021.04.21

カネトシアンカー（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時7歳）と交配したトップオブザヘヴンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兼松昌男によって550万円で落札された。

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

8月25日、デビュー戦は山林堂信彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサクラギに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦ののぞみ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

3歳（2024年）

1月4日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦のやまびこ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のテンペスタース賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦の鳥語花香賞 P未満（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山林堂信彦騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、アイスノートに交わされて1馬身半差の2着となった。