マングローブ（2000年生、母アムダリア）

マングローブ（2000年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「紅樹林を構成する樹林」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時8歳）と交配したアムダリアが14歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方29戦0勝2着5回。

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月7日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3歳（2003年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

1月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で角田晃一騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

6月15日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で角田晃一騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた7戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた8戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は生野賢一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で生野賢一騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた12戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4歳（2004年）

2月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた14戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7-3（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C8-1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテクノスマイルを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアマビリータを捕まえ切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月28日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C6-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイランドオーヒを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月2日、中1週で迎えた20戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C5-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったインターユニバースにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月24日、中2週で迎えた21戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、ファイティングジョッキー賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-3（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイシンティターンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

9月14日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-2（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

9月24日、中0週で迎えた26戦目は、3歳以上C4-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C4（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は西川進也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2005年）

3月30日、約6か月の休養明けで迎えた28戦目は、4歳以上C6-3（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木村健騎手（11戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川進也騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（13戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C8-1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川進也騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた35戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月28日、連闘で馬体重を前走から21kg減らして迎えた36戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月12日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた37戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

8月15日、連闘で迎えた38戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、一般B11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、走れ!雄大!20歳誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた40戦目は、一般B11（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田順一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた41戦目は、限定「めざせ一笑」（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。