ウインマッキンリー（2013年生、母グレートキャティ）

ウインマッキンリー（2013年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋山の名」。毛色は栗毛。種牡馬のコンデュイット（当時8歳）と交配したグレートキャティが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳C2。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,500万円（3.75万×400口）で一口馬主が募集された。

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

7月19日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

3歳（2016年）

1月11日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4月13日、中7週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた7戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた8戦目は、3歳C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のキョウワシュテルンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月18日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のミライワカをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

7月31日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた11戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。