カシノマローネ（2009年生、母ヤマカツアンナ）

カシノマローネ（2009年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランデラ（当時11歳）と交配したヤマカツアンナが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（株）ミリオンファーム。戦績は、地方30戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年のファイナルホース。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ミリオンファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、ミリオンファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、熊本県馬主会によって157.5万円で落札された。

崎谷彦司厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2011年）

8月27日、デビュー戦は西村栄喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は405kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブエナキングオーに約10馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月30日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた5戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のファイナルホース（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のドルチェに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（2012年）

2月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の青の洞門特選（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた9戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の肥前特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた10戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた13戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月23日、中1週で迎えた14戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた15戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したロングストライドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月4日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高野誠毅騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた24戦目は、天狗岳賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったハナノスティーブに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた26戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた28戦目は、フリージア賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月13日、中5週で迎えた29戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。