ガルサブランカ（2021年生、母シャトーブランシュ）

ガルサブランカ（2021年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「白鷺(西)。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したシャトーブランシュが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー新潟(新馬)。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月12日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は454kg。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノインヴィクタを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月26日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのベゴニア賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオーサムストロークに半馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2024年）

3月2日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定3歳G2のチューリップ賞（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

9月8日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月16日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

4歳（2025年）

1月26日、中9週で迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレッドロスタムをクビ差振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

5月31日、中6週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの葉山特別（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

9月14日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの御宿特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月15日、中8週で迎えた11戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。