バンダムキングオー（1997年生、母ドリームバンダム）

バンダムキングオー（1997年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時9歳）と交配したドリームバンダムが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の4歳。

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2000年）

12月9日、デビュー戦は荒山勝徳騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒマリに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2001年）

2月1日、中4週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したウインディーナイトにハナ差届かず2着に甘んじた。

3月2日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた5戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

8月8日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、一般C3四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3三四（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、クニノジェイリーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた9戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の闘争本能でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は荒山勝徳騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

5歳（2002年）

2月11日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C3二三（大井ダート1190m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（8戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3四五（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒山勝徳騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

3月6日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、一般C3八九（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で荒山勝徳騎手（10戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

3月18日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、一般C3四五（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荒山勝徳騎手（11戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3八九（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で荒山勝徳騎手（12戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。