サイレントサタデー（2009年生、母マニックサンデー）

サイレントサタデー（2009年6月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「静かな土曜日」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したマニックサンデーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の福寿草特別(500万下)。

経歴

デビュー前

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月3日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のサトノジュピターをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2012年）

1月9日、中4週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のマカハに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする

3月4日、中7週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5月5日、中8週で迎えた4戦目は、3歳G2の京都新聞杯（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

5歳（2014年）

4月19日、約24か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

5月11日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた7戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。