サチノマイウェー（2004年生、母サチノミロク）

サチノマイウェー（2004年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋私の道」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時19歳）と交配したサチノミロクが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方11戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月16日、デビュー戦は鈴来直人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

3歳（2007年）

1月1日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノアイズに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒゴブレイブに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

2月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったピンクサイレンスから4馬身差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトップオジジアンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月18日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた11戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノグローバルをクビ差制して勝利を手に入れた。

6月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスプリマドンナに半馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

7月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のりんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で河野直人騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。