タマモヒップホップ（2018年生、母チャームダンス）

タマモヒップホップ（2018年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ダンスの種類」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時9歳）と交配したチャームダンスが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前田牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月13日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタンジェントアークに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月1日、中7週で迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトロンアゲインに1馬身3/4の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（2戦2勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。