プリマドンナアスク（2022年生、母トレノエンジェル）

プリマドンナアスク（2022年2月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「第一の女性(伊)+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時8歳）と交配したトレノエンジェルが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤原牧場。主な勝ち鞍は2025年のフェルカド特別(C1)。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月8日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

3歳（2025年）

1月6日、中3週で迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

6月14日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

6月22日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で古川奈穂騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に敗れた。

7月9日、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川奈穂騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るシロカークを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。