シゲルウミヘビザ（2010年生、母ハピネスレインズ）

シゲルウミヘビザ（2010年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋うみへび座」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時9歳）と交配したハピネスレインズが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、出羽牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、出羽牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって210万円で落札された。

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

9月16日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた2戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

10月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3歳（2013年）

1月19日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた9戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では稟性の負けじ魂を発揮してゴールまでタレずに走り切り、6着を確保した。

7月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月1日、中5週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く17着に終わった。

10月30日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイプリルメロディを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十十一十二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4歳（2014年）

1月10日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2十三（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

1月31日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2十三十四十五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1500m 雪/重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月20日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十一十二十三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた26戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた28戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、ジューン特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、長崎街道内野宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた30戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、ムーンストーン特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた31戦目は、ブッポウソウ賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。