トウショウフック（1993年生、母サタントウショウ）

トウショウフック（1993年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーアテンシヨン（当時15歳）と交配したサタントウショウが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はトウショウ産業（株）トウショウ牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

田島良保厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

8月12日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月14日、中2週で迎えた4戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた5戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず最後はプラントテンと並んで7着同着となった。

11月11日、中2週で迎えた6戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3歳（1996年）

1月5日、中4週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

10月27日、中8週で馬体重を前走から40kg増やして迎えた12戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（上山ダート1250m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた13戦目は、4歳C4（上山ダート1250m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた14戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、4歳C4（上山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーゴッテスから2馬身半差の2着に敗北した。