スナークシービー（1989年生、母トウカイサンディ）

スナークシービー（1989年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時9歳）と交配したトウカイサンディが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）磯野牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害8戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

6月21日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

7月25日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた4戦目は、中竹和也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月7日、中6週で迎えた6戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4歳（1993年）

5月23日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は中竹和也騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターローズに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月7日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下の牧園特別（小倉芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 曇/重）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 曇/不良）に出走。鞍上は中竹和也騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（1994年）

3月13日、約6か月半の休み明けで迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた15戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は中竹和也騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた17戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。