ヒシヒリュウ（1995年生、母ヒテンリュウ）
Hishi Hiryu
1995.04.30
ヒシヒリュウ（1995年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヒシマサル（当時6歳）と交配したヒテンリュウが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方1戦0勝。
経歴
デビュー前
菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1997年）
7月12日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。
7月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。
8月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったタカノポラリスに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
9月7日、中2週で迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
10月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。
11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。
3歳（1998年）
5月9日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったエイシンプルマンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。
6月7日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。
6月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の’98ベストステッキ特別（4）（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。
7月12日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。
8月1日、中2週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた13戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。