ブルマリンシェール（2020年生、母シゲルアワオドリ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、中央牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉田喜昭によって286万円で落札された。

2歳（2022年）

7月28日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は479kg。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したラドリオにクビ差届かず2着となった。

8月19日、中2週で迎えた2戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャンハイマゴコロに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の193.5万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の155.5万円以上（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の144.4万円以上（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったミックファイアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（2023年）

2月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月7日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦のクラシックトライアル（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のドラケンを半馬身振り切って制した。

5月10日、中8週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、3歳S1の羽田盃（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

6月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた12戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4歳（2024年）

7月10日、約12か月の休養明けで迎えた13戦目は、テリハハマボウ特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

9月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、スティンガー賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

9月29日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた15戦目は、おひつじ座特別（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた16戦目は、土器坂賞（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（10戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた17戦目は、汐見坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（11戦1勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた18戦目は、ヘルマン坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

12月29日、中3週で迎えた19戦目は、乃木坂賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（13戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5歳（2025年）

1月29日、中3週で迎えた20戦目は、百反坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（14戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた21戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3四（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（15戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサヨノトレイダーをクビ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

4月15日、中4週で迎えた23戦目は、一般B3五（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（16戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したグラッブザトップにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月1日、中1週で迎えた24戦目は、行人坂賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（17戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るグラッブザトップを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月19日、中2週で迎えた25戦目は、レグルス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（18戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したサヨノトレイダーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月19日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（19戦3勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったビシャモンテンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月9日、中2週で迎えた27戦目は、アオイライコー賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（20戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したフジマサテイオーを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中4週で迎えた28戦目は、一般B2以下（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（21戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したタケノシンセイに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた29戦目は、ブルージルコン賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（22戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。