プロキシーファイト（2019年生、母レディルー）

プロキシーファイト（2019年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「委任状闘争」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノアラジン（当時8歳）と交配したレディルーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は秋田牧場。主な勝ち鞍は2023年の川上翔君美咲さん結婚記念(一般C23)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YUKIDENDOによって495万円で落札された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月12日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3歳（2022年）

1月29日、中4週で迎えた3戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、水口優也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月8日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は横山琉人騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた8戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた9戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の祝・天使な悪魔オグリメル生誕杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の金澤慶太会長生誕50年記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

9月22日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、3歳戦の明日は笠松けいば金曜日ライブ（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた17戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた18戦目は、哀原なな生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（8戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた19戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4歳（2023年）

1月10日、中5週で迎えた20戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた21戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったライダーストームを3/4馬身捉え切れず2着となった。

2月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（10戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（11戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず3着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた24戦目は、川上翔君美咲さん結婚記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（12戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジュエルシティーをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた25戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた26戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は細川智史騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

4月27日、中0週で迎えた28戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた29戦目は、通りすがりの社長杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた30戦目は、後藤ひなのさん来場記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた31戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（16戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（17戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったスクリーンアピールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

デビュー前

1歳のとき、秋田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、YUKIDENDOによって495万円で落札された。

藤田正治厩舎（笠松）へ入厩。

7月4日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、一般C9 C1-2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。