オールザヴォーグ（2008年生、母フラワーアーチ）

オールザヴォーグ（2008年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「最新の流行物」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したフラワーアーチが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

当歳のとき、千代田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

1月9日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

6月12日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のトルネードビアを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

8月11日、連闘で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦の真理・伸太郎ご成婚奉祝織姫賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月26日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の智子誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のちい誕生クラウン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた11戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた13戦目は、一般C21（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C22（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた15戦目は、祝泰士・純子結婚記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦の彩ちゃんバースデー記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた17戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C21（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた20戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。