ベップジョージ（1993年生、母シャークコトブキ）

Beppu George

1993.05.29

ベップジョージ（1993年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時18歳）と交配したシャークコトブキが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 7戦1勝 [1-0-0-6/7]
• 総賞金 国内: 500万円
• 生年月日: 1993年5月29日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 荻野光男 栗東
• 馬主: 堀耕造
• 生産者: 田端牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身1/4

ベストレース

• レース名: 4歳未勝利
• 日付/馬齢: 1996年9月14日/3歳
• コース: 函館ダート1700m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 66.6倍/8番人気
• 馬番/頭数: 8番/8頭
• 天候: 曇 22.2℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.9/ラスト=13.8
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 2-2-1-2
• 馬体重 増減: 496kg +2
• 出走間隔: 連闘
• 騎手 斤量: 本田優 55.0kg

血統

概要

母のシャークコトブキは中央平地1戦0勝。祖母のシャークテイムは中央平地40戦8勝2着4回。曾祖母のカコガワクインは中央平地20戦3勝2着2回。父のミルジヨージは海外4戦2勝。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	6*7*7*7*7×7*7	6.25%
きS	Heldifann＝Durban	7*7	1.56%
きM	Flares＝Omaha	6*7	2.34%
きM	Harina＝プリメロ	6*6	3.12%
牡	Nasrullah	4*5×6	10.93%
牡	Nearco	5*6×6*6*7	8.59%
牡	Prince Rose	5×7	3.9%
牡	Hyperion	6×5*6*7	7.03%
牡	Gainsborough	7*7×6*7	3.9%
牡	Blandford	7×7*7	2.34%
牡	Blue Larkspur	7×7	1.56%
牡	Tracery	7×7	1.56%
牡S	Papyrus	6*7	2.34%
牡S	Tourbillon	6*7	2.34%
牝M	Lady Angela	4*6	7.81%
牝M	Neocracy	5*7	3.9%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Mill Reef 1968 （USA）		Never Bend 1960 （USA）	Nasrullah	Nearco
				Mumtaz Begum
			Lalun	Djeddah
				Be Faithful
		Milan Mill 1962 （USA）	Princequillo	Prince Rose
				Cosquilla
父 ミルジヨージ 1975 （USA）			Virginia Water	Count Fleet
				Red Ray
		Ragusa 1960 （GB）	Ribot	Tenerani
				Romanella
父の母 Miss Charisma 1967 （USA）			Fantan	Ambiorix
				Red Eye
		マタテイナ 1960 （GB）	Grey Sovereign	Nasrullah
				Kong
			Zanzara	Fairey Fulmar
				Sunright
母の父 タンゾア 1972 （USA）		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		Lady Victoria 1962 （CAN）	Victoria Park	Chop Chop
				Victoriana
母 シャークコトブキ 1985 （JPN）			Lady Angela	Hyperion
				Sister Sarah
		タイテエム 1969 （JPN）	セントクレスピン	Aureole
				Neocracy
母の母 シャークテイム 1975 （JPN）			テーシルダ	ヴエンチア
				Temoignage
		カコガワクイン 1968 （JPN）	ムーテイエ	Sicambre
				Ballynash
			トサモアー	トサミドリ
				第三スターリングモア

血統分類

• サイアーライン: ミルリーフ系
• ファミリーナンバー: 3-l

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1996/12/07 中京	ダ1700m 重 晴	4歳以上500万下	ゴーイングスズカ 2.4	11 / 15	4枠 7番	北沢伸也	55kg	72.3	12人	13-13-12-12	39.1 / 37.3	486	+2
1996/12/01 中京	ダ1700m 良 晴	4歳以上500万下	サンライズスペック 2.8	7 / 8	2枠 2番	北沢伸也	55kg	20.0	7人	3-5-6-7	41.7 / 37.4	484	-8
1996/09/22 函館	ダ1700m 良 曇	4歳以上500万下	マイネルオデッセイ 3.5	11 / 12	1枠 1番	本田優	55kg	62.3	9人	7-6-10-11	42.6 / 37.5	492	-4
1996/09/14 函館	ダ1700m 良 曇	4歳未勝利	(ヨシプラデジー) -0.2	1 / 8	8枠 8番	本田優	55kg	66.6	8人	2-2-1-2	40.6 / 38.2	496	+2
1996/09/07 函館	ダ1000m 良 晴	4歳未勝利	コバンイチ 2.1	8 / 8	6枠 6番	芹沢純一	55kg	83.1	7人	8-8	37.2 / 38.2	494	+10
1996/02/03 京都	ダ1400m 良 晴	4歳未勝利	センプリーチェ 6.6	14 / 14	7枠 12番	北沢伸也	55kg	254.3	13人	14-14	41.8 / 39.4	484	0
1995/12/09 阪神	ダ1400m 良 晴	3歳新馬	エイシンオーリアン 5.3	11 / 14	3枠 3番	北沢伸也	54kg	45.4	9人	12-12	40.3 / 37.3	484

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

二分久男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

12月9日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3歳（1996年）

2月3日、中7週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

9月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた4戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヨシプラデジーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

12月1日、中9週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。