クリノシャンティイ（2013年生、母エムヴォワール）

クリノシャンティイ（2013年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋フランスのルネッサンス様式の華麗な城名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時12歳）と交配したエムヴォワールが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって378万円で落札された。

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月27日、デビュー戦は藤岡康太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず14着に終わった。

12月26日、中8週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

3歳（2016年）

2月4日、中5週で迎えた4戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の妙見山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月10日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月1日、中2週で迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したタガノフォルトゥナに半馬身届かず2着となった。

10月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた8戦目は、JBC川崎まであと1日（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた10戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。