ヒデノクーザ（2009年生、母ミュゲルージュ）

ヒデノクーザ（2009年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サンスクリットで宝箱を意味するＫｏｚａからの造語」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したミュゲルージュが21歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

当歳のとき、神垣道弘から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、橘文明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大石秀夫によって966万円で落札された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月25日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中3週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

1月28日、連闘で迎えた3戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

8月26日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

9月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

10月30日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

11月4日、連闘で馬体重を前走から17kg絞って迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったドリームスパークルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入り込んだ。

12月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（2013年）

1月18日、中2週で迎えた11戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

2月15日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2十五十六（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

3月15日、中3週で迎えた13戦目は、俺が変える!松井・村岡・泉の昇任祝!（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた14戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六十七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したスイングタイムにハナ差届かず2着となった。

4月4日、中1週で迎えた15戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、祝須山裕之新居購入目指せ35年ローン（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。

5月1日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。