ラジャポネーズ（2007年生、母レヴドフェ）

ラジャポネーズ（2007年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「日本女性（仏）。絵画名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時15歳）と交配したレヴドフェが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）正和山本牧場。戦績は、中央平地21戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、正和山本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、正和山本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって105万円で落札された。

伊藤大士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

7月25日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクリスマドンナに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中5週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦1勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

11月1日、中5週で迎えた4戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。

12月13日、中5週で迎えた5戦目は、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

3歳（2010年）

1月23日、中5週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、最後はトシザマキと並んで5着同着となった。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のクイーンカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

4月4日、中5週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたシーマーク決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月6日、中3週で迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

7月24日、中6週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天与の勝負根性で諦めることなく走り切り、4着に入った。

8月14日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の鳥屋野特別（新潟芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

11月1日、中6週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4歳（2011年）

2月6日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

5月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のトーセンフリージアをクビ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の由比ヶ浜特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦0勝）。17頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた20戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下の江の島特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

7月30日、中7週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（6戦0勝）。17頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。