テイエムタツマキ（2018年生、母ウィローパドック）

テイエムタツマキ（2018年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+竜巻」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキズナ（当時8歳）と交配したウィローパドックが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。2022年の秋陽ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)で3着に入った他、2022年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月7日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヴェルトハイムに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフォルテデイマルミを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2021年）

2月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの大寒桜賞（中京芝2200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

7月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの富良野特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く最後はクリノイヴァンカと並んで11着同着となった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の神戸新聞杯（中京芝2200m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

4歳（2022年）

1月9日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

1月16日、連闘で迎えた12戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

4月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月24日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーストに5馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月5日、中2週で迎えた16戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月23日、中6週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は黒岩悠騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月27日、中4週で迎えた18戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

12月24日、中4週で迎えた20戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2023年）

4月1日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒岩悠騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2024年）

1月8日、約9か月半の休養明けで迎えた22戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた23戦目は、牛若丸ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。