コトブキノニ（2017年生、母ヤマホトトギス）

Kotobukino Ni

2017.04.20

コトブキノニ（2017年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「現在所有している馬の名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のエイシンアポロン（当時10歳）と交配したヤマホトトギスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。

経歴

デビュー前

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

9月28日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

3歳（2020年）

1月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

3月7日、中8週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月14日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

2020年3月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4月17日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた7戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

5月11日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

2020年11月12日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。