ヤエノラピッド（2015年生、母イサミステルス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、本田土寿から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場され、柳田英子によって302.4万円で落札された。

2歳（2017年）

7月30日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。17頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

8月5日、連闘で迎えた2戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

12月5日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のノカイドウ特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

3歳（2018年）

1月13日、中5週で迎えた4戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

2月20日、中4週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたんぽぽ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

3月31日、中5週で迎えた6戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4月14日、中1週で迎えた7戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のドリームシリーズ（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

5月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた10戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はグッドモーメントと並んで2着同着となった。

6月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた12戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、グッドモーメントに交わされて1馬身差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のマイネルフィリップを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月16日、連闘で迎えた14戦目は、大隅特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は石川慎将騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウジョワを3/4馬身差し切って2勝目を奪取した。

8月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のサマースター特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のバルーン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた18戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヤングジョッキーズTR佐賀第1戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月13日、中2週で迎えた20戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月3日、中2週で迎えた21戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた22戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-40（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

11月25日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、ゴールドヘリテージに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月2日、連闘で迎えた24戦目は、アトリ賞（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

12月11日、連闘で迎えた25戦目は、ブリリアントカップ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2019年）

1月6日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。