キャピタルゲイン（1991年生、母アイリツシユトリート）

Capital Gain

1991.03.30

キャピタルゲイン（1991年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のメンデス（当時10歳）と交配したアイリツシユトリートが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林 順一。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

7月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 小雨/重）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイランドブルースに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中6週で迎えた2戦目は、2歳G3の新潟3歳ステークス（新潟芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3歳（1994年）

5月21日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月18日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、4歳500万下のクレマチス賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の村上特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。