ウィンドライアン（2004年生、母ウインドチーター）

ウィンドライアン（2004年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時17歳）と交配したウインドチーターが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月8日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

3歳（2007年）

2月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月31日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、3着に入った。

4月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月1日、中7週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

9月2日、中8週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の勝負根性でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。