アトミックリッチ（1997年生、母レジスタンス）

アトミックリッチ（1997年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトライバルセンプー（当時20歳）と交配したレジスタンスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池内敏夫。戦績は、地方40戦2勝2着8回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系4歳以上B3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、池内敏夫から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、木稲安則によって525万円で落札された。

伊藤隆志厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

6月17日、デビュー戦は星野純一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノチャンピオンから1馬身半差の2着となった。

6月24日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で星野純一騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーエスサンマンからアタマ差の2着に甘んじた。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で星野純一騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた5戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンカムイから半馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコバノセンジュウに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。

12月1日、中5週で迎えた10戦目は、2歳オープンのもみの木特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンの寒梅特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、2歳オープンの寒月特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2000年）

2月20日、中6週で迎えた13戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月9日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた14戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテアトルシェルネに1馬身半の差をつけて休み明け初戦を物にした。

10月19日、中0週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナルガミを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

11月12日、中2週で迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチュウオーチャームを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月3日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナイスブルショワに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた20戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

7月23日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月2日、中5週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた25戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月16日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた32戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスカイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

1月13日、中1週で迎えた33戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユートスズランに半馬身交わされて2着となった。

3月20日、中2週で迎えた37戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた38戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月3日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた40戦目は、アラ系4歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（13戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。