マキャベリー（2022年生、母ゴーンクレージー）

Machiavelli

2022.03.12

マキャベリー（2022年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より。目的の為に手段を選ばない」。毛色は青鹿毛。種牡馬のShanghai Bobby（当時12歳）と交配したゴーンクレージーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中神牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中神牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、TSホールディングスによって1,540万円で落札された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月30日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、5着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

9月1日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

12月14日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原明良騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

3歳（2025年）

1月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原明良騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入った。

2月1日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原明良騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入った。

3月1日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原明良騎手（6戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は8戦連続で菅原明良騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原明良騎手（8戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったロフティストーリーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月12日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原明良騎手（9戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったミュークチェルシーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は11戦連続で菅原明良騎手（10戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた12戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた13戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

2025年9月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。