オソルノ（2020年生、母ヌチバナ）

Osorno

2020.03.17

オソルノ（2020年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オソルノ山より。チリの名山」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時17歳）と交配したヌチバナが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、池谷誠一によって5,170万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は526kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に敗れた。

12月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴェールトゥマランに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

2月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月22日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

8月13日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったダブルジョークにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、池谷誠一によって5,170万円で落札された。

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

11月12日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。

11月25日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のヒサメに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2024年）

1月27日、中8週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。