デルマホテイ（2009年生、母アドマイヤラップ）

デルマホテイ（2009年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋布袋より」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時12歳）と交配したアドマイヤラップが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の春紫苑レース(C1二)。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

10月30日、デビュー戦は中谷雄太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3歳（2012年）

1月14日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた5戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

5月14日、中7週で迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタツブライトに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の春紫苑レース（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のシャイニーアースに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月7日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

10月14日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったラブファンディに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

10月21日、連闘で迎えた12戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。