フライツァイト（2021年生、母スマイルミーティア）

フライツァイト（2021年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「自由時間(独)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したスマイルミーティアが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の祝みさき国試合格特別。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月1日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

12月9日、中5週で迎えた3戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3歳（2024年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で妹尾浩一朗騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で妹尾浩一朗騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったウーナグローリアに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のHM家第二子爆誕特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で妹尾浩一朗騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったイニシャルティーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で妹尾浩一朗騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた9戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝みさき国試合格特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るビーチプリンセスを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月13日、中2週で迎えた10戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったイロメガネに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた13戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた15戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったリリーフューシャに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月21日、中1週で迎えた17戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のタチウオ特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミニーバローズを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月3日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の岡山県ももたろう特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた19戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、3着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦のイサキ特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、一般C3 13（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-9（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡遼太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-20（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3 14（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4歳（2025年）

1月1日、中3週で迎えた26戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡遼太郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた27戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた28戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた29戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は妹尾浩一朗騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾浩一朗騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。