ゼンノスウィング（1997年生、母ピュリースイート）

ゼンノスウィング（1997年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のティッカネン（当時6歳）と交配したピュリースイートが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地47戦5勝2着12回。主な勝ち鞍は2003年の恋路ケ浜特別(1000万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月5日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月1日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したキングカーネギーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るウルトラビューティを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1位に入線したが、その後8着に降着となった。

8月20日、中2週で迎えた7戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったアドラシオンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタガジョーガナールに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月24日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフォーシーズンズにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の江坂特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（10戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4歳（2001年）

1月28日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（11戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したゴッドマーチにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小原義之騎手（12戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトウカイツクオーをハナ差捉え切れず2着に甘んじた。

3月3日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小原義之騎手（13戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月1日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下の白鷺特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小原義之騎手（14戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったホッコーアンバーに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

5月4日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小原義之騎手（15戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したシースルオールを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月2日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の木曽川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小原義之騎手（16戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小原義之騎手（17戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマチカネモノノフを上がり2位の末脚で3/4馬身差し切って優勝

7月15日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で小原義之騎手（18戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、3歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で小原義之騎手（19戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた23戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（20戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5歳（2002年）

1月19日、中4週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（21戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したファンドリマヤサンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月2日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（22戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（23戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったパースウェージョンに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（24戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月21日、中4週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（25戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた31戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（26戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したマイネルカスケードを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月16日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下の生田特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（27戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（28戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、4着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた35戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のタイランドカップ（小倉芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

10月12日、中9週で迎えた36戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小原義之騎手（29戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（30戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアサカユウキにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（31戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったエアマーティンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

12月1日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上500万下（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（32戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のトウカイトレンドを半馬身振り切って久しぶりに白星を挙げた。

12月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、3歳以上1000万下の江坂特別（阪神芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小原義之騎手（33戦2勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

6歳（2003年）

1月11日、中2週で迎えた41戦目は、万葉ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小原義之騎手（34戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で小原義之騎手（35戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のシースルオールに3馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

3月9日、中4週で迎えた43戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小原義之騎手（36戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で小原義之騎手（37戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のメイショウダイチに4馬身の差をつけて優勝

7歳（2004年）

2月28日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、4歳以上1600万下の御堂筋ステークス（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小原義之騎手（38戦4勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた46戦目は、G2の阪神大賞典（阪神芝3000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で小原義之騎手（39戦4勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを5馬身以上確保して、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンの大阪―ハンブルクカップ（阪神芝2500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で小原義之騎手（40戦4勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。