カツノラビューラ（1993年生、母ニチドウコロネツト）

カツノラビューラ（1993年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時16歳）と交配したニチドウコロネツトが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三榮牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1996年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

2月3日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のボンバーシチーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月30日、中6週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの若草ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた5戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこけもも賞（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のなでしこ賞（中京芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

9月21日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜山特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。