ビックスズラン（1998年生、母グロリーベル）

Big Suzuran

1998.01.29

ビックスズラン（1998年1月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時13歳）と交配したグロリーベルが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方17戦1勝。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

4月19日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は420kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンクロスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月1日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた6戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

3歳（2001年）

1月3日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下條知之騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

5月12日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下條知之騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた12戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた14戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。