トーコーキング（1987年生、母ネブアーハート）

Toko King

1987.04.02

トーコーキング（1987年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテュデナムキング（当時7歳）と交配したネブアーハートが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は富田 恭司。戦績は、中央平地10戦2勝。主な勝ち鞍は1990年の万代特別(500万下)。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月3日、デビュー戦は本間忍騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

3歳（1990年）

5月4日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

5月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本間忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本間忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウショウチャンプを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉一己騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のバンダイロードに2馬身半の差をつけて優勝

9月9日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上900万下（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳吉一己騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で徳吉一己騎手（4戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。