エムヴァン（2007年生、母エミスフェール）

経歴

デビュー前

2歳（2009年）

9月25日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、タノシンジョイに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中3週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシーサイドアイドル特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したツクバソヴールを差し切れず、2馬身差の2着となった。

12月8日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイントフォースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2010年）

4月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

4月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

8月6日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

8月27日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の桔梗賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月21日、中3週で迎えた9戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月4日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

4歳（2011年）

1月3日、中8週で迎えた11戦目は、磯山さやか賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤワタサンデーをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

1月18日、中1週で迎えた12戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

1月25日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、一般C2五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

2月21日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた14戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上はC.デムーロ騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月3日、中9週で迎えた15戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

6月20日、中6週で迎えた16戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、優駿の門アスミ賞 V（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた19戦目は、サザンクロス特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた22戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた23戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。