チョココロネ（2011年生、母デヒアバーズ）

チョココロネ（2011年2月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「菓子パンの一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時14歳）と交配したデヒアバーズが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方34戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、エバグリーンセールスコンサインメントから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、さくらファームによって283.5万円で落札された。

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月28日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

3歳（2014年）

4月5日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

5月3日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

5月31日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

8月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg減らして迎えた5戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサードニックスフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

9月19日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたく&あやかさん結婚おめでとう（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月1日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月9日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハードマティーニに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月27日、中2週で迎えた9戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた10戦目は、1.15ウェディング記念レース（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C18 21（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったラタンペットロゼに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた13戦目は、十六銀行J-Point杯（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

4歳（2015年）

1月9日、中0週で迎えた14戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で筒井勇介騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた15戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で筒井勇介騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で筒井勇介騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、チュウワアピールに交わされて1馬身差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた17戦目は、草萌特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で筒井勇介騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で筒井勇介騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のカワキタグロワールに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月16日、中0週で迎えた19戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で筒井勇介騎手（10戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のメドウスラヴを半馬身振り切って3勝目をゲットした。

4月6日、中2週で迎えた20戦目は、荘川桜賞（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で筒井勇介騎手（11戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた21戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月27日、中0週で迎えた22戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた25戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のリードレディーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月30日、中3週で迎えた28戦目は、C級チャンピオン特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（14戦3勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

8月7日、連闘で迎えた29戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（15戦3勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた30戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアニックに2馬身半の差をつけて5勝目をゲットした。

10月16日、中3週で迎えた32戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（16戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

10月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた33戦目は、一般C5（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山下雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた35戦目は、Y子記念やったぜ友さん千勝だ!（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた36戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた37戦目は、笠松応援記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山下雅之騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5歳（2016年）

1月14日、中1週で迎えた38戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。